院長紹介

ごあいさつ

こんにちは 当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。

この地に眼科クリニックを開設し、19年以上の月日を迎えました。おかげさまで今までに多くの患者さまに御来院いただき、心より感謝申し上げます。平成18年12月、何の地盤もない名古屋市に開業し、患者さまと関係者みなさまのご助力のもとに現在まで事故なく順調に眼科医療を進めることができました。まずはひとかたならぬご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。あいさつ文でいつも出すのが次の開院時の誓いであります。

『当院は個人クリニックで行える、きめ細やかな心づかいをモットーとした、患者さまの立場に立った心の医療を目指しております。知識・医療技術を提供することはもちろん大切なことですが、患者さまが幸せになるには必要十分ではないと思っております。今までの経験を生かし、最新の医療機器で眼を治療し、同時に心も癒せるようなクリニック、これが当院の究極目標でございます。みなさまのご期待にお応えできますよう、職員が一つになり、明るさとやさしさを心がけ、誠心誠意努力してまいります』

開院し長い年月が流れますと院長である自分自身もそれだけ歳を重ねます。ちょっとした体力的な衰えや良い意味ではない馴れなどが生じ、開業当時の感覚や熱意を忘れたのでは?と自問する時があります。そのとき、自分でホームページのこの文を読んでリセットしています。私も50歳代後半を迎え、生きるって何だろう? 幸せってなんだろう? と考えるようになりました。医師の家系でもなんでもない人間が、高校や予備校時代に特別な理由もなくがむしゃらに勉強し、運良く受験した医学部に合格させていただきました。大学では試験・試験の連続で留年の土俵際まで追い込まれながらも友人たちに支えられて何とかストレートに卒業、国家試験も気を揉ませながら合格できました。これという理由もなくなんとなくフィーリングで選んだ専門を眼科とし、ひとかどの医師になるため、泣きながら仕込まれ精神的にも追い込まれた研修医・若手時代を経て、大学病院勤務、部長医師、最先端眼科専門病院勤務、さわ眼科開業と走馬灯のごとく生きてきました。ゆっくり自分で考えて仕事をしたのは、さわ眼科での後半の5年くらいかと思われます。先ほどの質問「人生ってなんだろう?」の回答ですが、正直今でもよくわかりません。ただ来し方行く末では過去を礎とし、現実として私は当院で仕事をするために生きています。このスタイルは社会人として変わることはありません。今まで得た知識・技術を地域の方に眼科医療を通じて奉仕し地域の方に幸せを運ぶこと、これが自分にとって最も幸せな人生かと考えています。

スタッフとともに皆さまのご期待に添えるよう鋭意努力する所存でございます。
今後ともよろしく申し上げます。

院長 澤 浩

略歴

平成元年3月 香川医科大学医学部 卒
平成元年4月 京都府立医科大学 眼科研修医
平成3年4月 国立舞鶴病院 眼科レジデント勤務(京都府)
平成4年4月 町田病院(高知市、眼科専門病院) 勤務
平成5年7月 京都府立医科大学 眼科修練医
平成6年4月 京都府立医科大学 眼科助手
平成10年4月 京都府立与謝の海病院眼科医長
京都府立医科大学 眼科助手 併任
平成13年4月 眼科杉田病院(名古屋市 眼科専門病院) 勤務
京都府立医科大学 眼科学内講師 併任
平成18年12月 さわ眼科開院